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Pushuke magazine

2021/12/18 14:37



秋頃にびっくりした話。


たまたま不思議なイラストの表紙に惹かれて

本屋さんで雑誌「暮しの手帖」を初めて手に取り、


夜ゆっくりお茶でも飲みながら読もうかな…と

ページをめくっていたそのとき。


巻頭の版画家さんの特集を眺めていたら

じわ〜っと胸にこみあげるものがあり

気づけば…泣いてる!?なぜ!??


歳を重ねると涙もろくなるっていうけど

別に感動を呼ぶ内容でもないのにどうした??

自分でもエエ〜…と思っていたのですが。

 

特別忙しい訳でもないのに超絶休み下手な私、

不器用なせいで仕事と家の両立に全然ついていけず

朝目覚めた瞬間ぐったり疲労からのスタート、

まるで終わりのないマラソンのような日々。


ゆっくりページをめくって、ただ絵画を見る、

そんな贅沢な時間ってそういや全然なかったんです。


自分のための健康的な料理をするゆとりもなく

いつも夜の台所にはプラスチック包装の山。

気づけば出前館のランクは…ゴッド。


「こんなに疲れる日々では壊れてしまう」

常にサイレンのように頭の中に鳴り響いている

自分の声に気づきながらも日々やり過ごしていました。


いま目の前でまっすぐに向き合っている

静かながらも青々と豊かな風景を描いた絵。

それは作者のゆったりとした視点そのものでした。

 

つい忘れてしまう、息をつくことの大切さ。

どうかみなさんもこの急き立てられる毎日の中で

ふと立ち止まって深呼吸してみてほしい。


ただそこに静かに存在する雑貨を見るたび、

ゆったりとした気持ちになってくれたら。

私も、そしてあなたも、心穏やかな日々へ。


そんな願いを原動力に雑貨屋を始めました。

 


今日の前置きは一段と長くなってしまいました。

 

そろそろちゃんと商品紹介入りますね。

12月18日分、新登場アイテムのご紹介です!



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pokune ブックエンドシリーズ

『 トンネル 』


語彙力が足りなくて申し訳ないのですが
見た瞬間「 キュート!!!!!」と
心の中でガッツポーズをしてしまったこちら。

『pokune』というシリーズで、
コンクリートという身近でありながらも
無機質な使われ方をしてしまう素材に
ちがった角度から光を当てたオブジェクト。


『 スケート 』
 

セメントの重量感を活かした
ブックエンドという役割はもちろん、
そっけない存在感と光と影の美しさ。

本棚に小さな街があるかのようにも思え、
見るだけでワクワクするような
製作者の遊び心が伝わってくるよう。


『 階段 』

こういった思いもかけない驚きだったり
普段感じないことを感じるきっかけになったり
そう思うと雑貨はもはやアートなのでは…

と思わされてしまうのでした。

お部屋はあなただけのミュージアム。
お気に入りの雑貨に囲まれて暮らしましょう。
 



※ 数に限りがございますのでお早めに。
 品切れの際はご容赦ください。


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それでは、こんなところで。



暮らしはラクして整えたい店主より