Pushuke magazine
2021/12/05 00:40
はじめまして、雑貨店 branc berg 店主です。
blanc bergは(ブランベルク)と読みます。
読みにくく覚えにくい名前にしてしまいましたが
何卒よろしくお願い致します…!!
この雑貨店は店主が心奪われた
ヴィンテージライクな雑貨たちを並べた
ちいさなちいさなお店です。
雑貨をひとつずつ大切に撮影し
商品ページにそれぞれの魅力を綴っております。
「いつか雑貨店を開きたい」と
心のどこかで夢見ている人は
案外多いのではないでしょうか。
私もたぶんその一人だったと思います。
雑貨店と私の最も古い記憶は小学生ぐらい。
田舎の子どもだったので近場に雑貨店などなく、
(幼少期にはまだネットショップなどもなく)
初めて連れて行ってもらった雑貨店…というか
大型スーパーの雑貨売り場だったでしょうか。
わーっと見渡して夢のような光景にしばし
立ち尽くしてしまった記憶があります。
そして、もうひとつの思い出。
当時愛読していた漫画『魔法陣グルグル』で
主人公たちが修行のレッスン代を稼ぐため
お店を運営するお話がありました。
そのお話を読んだ時の私の胸の高鳴り…!!
このような子ども時代の心躍る体験は
一生涯の宝物と言っても過言ではありません。
もしも私がドラクエの登場人物なら、
ジョブはきっと商人だと思います。
「いつか雑貨店を開きたい」
そんな甘い夢が実現するわけがない!!と
宝箱に封印したまま長い年月を旅してきた今。
そして今その宝箱が開いているのに気づきました。
おそらく長い長い遠回りをしていなかったら
ずっと鍵が開くことはなかったと思います。
雑貨は生活に必要なものではありませんし、
雑貨屋などふつう儲かるものではありません。
しかし、雑貨は豊かさや優しさそのものです。
私が育ってきた過程で様々な雑貨店から
与えてもらった喜びを私も繋いでいきたい。
そんなふうに思います。
この白昼夢のようなちいさなお店が
いつまで現存するかわかりませんが、
淡々と末永く続けることができたら
それは私にとって大成功です。
と個人的なことを長々と失礼しました。
次回からは新入荷情報などお知らせしていきます。
やっぱりちょっとした雑談もするかも。
雑貨のある世界線に生きられる喜びを
日々かみしめている店主より